ホーム> LIFESTYLE> 男子の本読み 009：高杉真宙

男子の本読み 009：高杉真宙

2017年9月22日更新

Soup.編集部K

Soup.編集部員です。

読書をしている男性の姿は、
どうしてこんなに魅力的なのだろう。
その横顔、ページを繰る手。
ふとした瞬間こちらに向ける眼差し。

映画・ドラマに引っ張りだこの高杉真宙さん。今年だけで公開された映画出演作はなんと６本にもなる。作品ごとに様々な表情を見せる彼が今回はセリフが中心のコメディに挑戦。新たな魅力が注目される。

––ふだんから、よく、漫画を読まれるそうですが、好きな作品はありますか？

「漫画なんですけど、『ボールルームへようこそ』という社交ダンスが題材のお話しが大好きです。自分には何もないと思っている主人公の男の子が、ボールルームダンスと出会ってから変わっていくという話です」

––どういうところが好き？

「自分が10代のときに出会った漫画で、当時、主人公も15～16歳ぐらいでした。主人公の色んなものへの向き合い方が、自分とリンクすることがありました。だから、この漫画を読むと『もっと頑張ろう！』と前向きになれるんです。自分も新しい作品に入る時や、気合を入れたい時に読んでいます。ソウルフードならぬ、ソウルコミックです（笑）」

––漫画がお好きな高杉さん。今回の主演される『セトウツミ』も原作は漫画ですが、ご存知でしたか？。

「はい。もともと知っていた作品で、池松壮亮さんと菅田将暉さんが演じた映画版も観ていました」

––自分も観ていた作品が、ドラマ化されると聞いていかがでした？

「会話だけで物語が進んでいくので、それだけで引っ張っていくのが、いちばん難しいと思いました。毎回、6分くらいのエピソードが3本放送されます。1話たった6分ですが、その6分を会話で飽きさせずに見せるとなると…。体力が必要だし、毎回大変だと感じてます」

半袖スウェット￥15800、ギンガムBDシャツ￥13800、パンツ￥25800　（マスター&コー／マッハ５５リミテッド）　スニーカー参考商品　（Amb ／ハイブリッジインターナショナル）　めがね￥14797（レンズ付き価格Kohoro　KH-1101　C5 ／メガネのアイガンお客様相談室) ソックス／スタイリスト私物

photograph : Takuya Sugie[TRON] / styling : Shuichi Ishibashi / hair&make : Sayaka Tsutsumi / text : Makiko Yanagi

profile

高杉真宙(たかすぎ・まひろ)／ 1996年7月4日生まれ。福岡県出身。趣味：マンガ・アニメ鑑賞　2009年、舞台『エブリリトルシング’09』で役者デビュー。2012年の映画『カルテット!』で初主演を務める。CM「ブルボン」「POLICE」他、高橋一生さんの高校時代を演じた「docomo」も話題に。7人の写真家による撮りおろし写真集『20/7』（ワニブックス刊）発売中。話題の出演作『トリガール！』『散歩する侵略者』が公開中。